2010年6月14日月曜日

梅雨の前の畑と田んぼ

梅雨入りしたみたい。

梅雨前にカモミールを刈り込みました。



ハーブはもともと、梅雨のない国からやってきたから
湿気は苦手。
伸びた茎は長雨が続くと、
倒れて蒸れて、腐ってしまうから
梅雨前に収穫を兼ねて刈り込み。
こうしたら、またきっと、秋に花を咲かせてくれます。


     *   *   *
ナワールガーデンには田んぼがないので、
梅雨前の、新月の土曜日に、
静岡の有機栽培の田んぼへ田植えにいきました。
静岡の田んぼ。
はだしで、田植え。
土につかり、
オタマジャクシや蛙、いろんな生き物と
一緒に、苗を植えていきます。
奥のブルーのケージには、
まだ小さいカモ。
水田の苗が根づいたら、小さいカモが田んぼに放されて
稲の間の畑のいのちを食べて、収穫まで稲と一緒に育ちます。

田植えをするとき
泥の中に脚をつけて
手は稲を植えていく。
自分を支える脚と手が
土と水とつながると
不思議に
心が落ち着いていく

一緒に田植えをした人はみんな
ゆっくりとリラックスした気持ちになる
心の気持ちも、ざわついた思い、そんな
人の体に巻きついた、ざらついた「ちから」が
きっと、田んぼに抜けていくんだろう。

雷が落ちた田んぼの稲は、
むかしからの言い伝えの通りに、
豊作でおいしくなると、科学のレビューで前に読んだ。
電気的なエネルギーは、空気中の窒素分を
苗がとりいれる助けをするとか。

人がいらなくなったイライラや、ざわついた気持ちを
田んぼはきっと、吸い取ってくれて
まだ小さな苗の成長ののエネルギーに変化して
託す。

人と稲は、協調関係にある。
まるで、共進化してきた花と昆虫のように!



稲作って、よくできている。
受粉する花と、その花とともに生きる特定の虫のように。
共進化する稲と私達も、
頭を垂れる稲になるように、人も稲もきっと
成熟してきたんだろう。


梅雨の前に、オオムギと、大根の種と、ローズマリーを干して。
麦は棒でたたいて、軽く脱穀して、パンに入れて焼いてみよう。

ローズマリーは、美しい夜のために。
部屋でまた、焚けるように乾かそう。

そして
大根の種は秋にまた、この場所に蒔くために




つるが伸びる梅雨の前に、
山芋の仕立てもできた。
ドラム缶に3つの山芋。
どれも芽が出てきて、絡まってくれた。
この支柱は、「むかご」を収穫するために
来月の、むかごご飯のために!




朝顔も咲いた。
梅雨のあとには、きっと夏が待ってる。

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