2011年2月3日木曜日

月の始まり 月の終わり

節分と新月
月のサイクルの一年の終わりの日
太陽が沈んで
光が落ちる


今日から 新年。
雑草も、野菜も、今日からまた、はじまり。





庭はまだ冬だけれど、
誘うような水仙の香り
どこまでも どこまでも
植物は、昆虫と、動物と、種を越えて
私にまで交歓する
美しい香り


紫えんどうの花
小さくて、細かく振動するはなびら

春は来てる

冬は光がとおる
ある一時、植物はいのちの眠りを
庭はいのちをやすんで、
今日からまたはじまった。
静かな眠りから覚めて
冬の光は、透き通る。
一年の太陽のはじまりと月の始まりの間の
元旦から 月の元旦まで
冬の空の光と繋がる
瞑想のとき
朝も夜も昼も




これからはプラクティカルに
堆肥を作り春の準備を

やっと、らせんが戻った

畑へ
庭へ
土へ
光へ
いのちへと

2011年1月17日月曜日

何にもしなくても、春が来る。




椿の先の、海の奥には、半島と、大島。冬の海は夕方になると
金色に輝く。

冬野菜。はくさい、たかな、ブロッコリー。

このところ、全然雨が降らなくて、でも元気。


ちいさなレモンの木。
豆を秋に、そこらじゅうに播いた。

南向きのブロックの蓄熱が一番いい場所に、ソラマメを。

スナップエンドウや、紫はな豆、赤エンドウ。冬を越えて

春には豆の花が咲く空へ延びるアーチを

春を思いながら、連なる畝に豆を播いた。



紫キャベツ、からし菜、葉物の野菜。

そのままちぎって、食べてもすごくおいしい。




水仙の花が、わき道に。

とてもいい香り。ここで咲く花の中で、きんもくせいの次に香りがする。

甘い蜜のような透明な、香り。

キャベツと赤エンドウ豆

ふきのとうも芽を出し始めた。

いくつか摘んで、シンプルなふきのとうパスタに。香りが強くていつまでも

余韻が残ってた。これからはずっとふきとなつみかん。

冬の海は、静かで、午後になると光が変わる。

収穫の帰り、脇道にはもう春が来ていて


今年初めての、ボリジの花。はっぱはてんぷらに。

ふきのとうと、つばきのつぼみ、ゆきのしたも一緒に。

イチゴの花が咲いていた




西洋菜の花。そのまま花をかじる。あまくて、すこし辛みがあって、複雑でほんとうに深い味。


さっとゆでで、お醤油をかけて。

夏ミカンのサラダ。とってきた野菜で


今は、農閑期で、
お正月、本当にみんなで遊んで、
やっといま、今年の春から
どうするかみんなと、考えてる。

野菜を育てて、世話をして、みんなで一緒に食べて、
鳥を飼って、さかなをつって、田んぼでコメを作って
ハーブを育てて、薬を作って、
体を癒して、布を染め、火を焚き、海で遊び
森を歩いて、山菜を探して、探検に行く。そして
そして、この場所に繋がりながら、空を飛ぶ。

今年の計画を、まだ寒くて、静かな、海を見ながら考える。



みんなでシェアできるように。
このいのちの時間を。
そのための計画を。

2010年12月4日土曜日

12月



畑、12月になりました。

秋まきの種もほとんど蒔き終りました。

ずっとブログを書かなかったのは、エミリンコさんの個展などがあったので

毎日がいろいろありすぎて、かけかなったのでした。


エミリンコHP

ブログは書かなかったけれど、
畑にはいろんなものが育っています。

この何か月、
いろんなものを作っては食べた。

いまは、この畑で、いろんなものが育っているよ。
ブロッコリーが大きくなってきて、
キャベツ、白菜、高菜、いろんなレタス、
まだ実をつけるトマト、大根、ネギ、ケール、赤カブ、
ツルムラサキ、フェンネル、ふだん草、ルッコラ、デーツ、赤キャベツ
もうすぐ終わりのバジル、コリアンダー、ミズナ、ホウレンソウ、
里芋、これから収穫するジャガイモ、ヤーコン、チーマラーパ、
ネギ、わけぎ、イチゴ、タイム、レモン、アスパラガス、ししとう、
にんにく、エシャロット、こうたあさい、レモンバーベナ、
セロリ、ルバーブ、セージ、ニンジン、
レモンマリーゴールド、ラングワート、メドゥスイート、
多年草で増えた、セントジョーンズワート、レモンバーム、
スペアミント、レディースマントル、マジョラム、サフラン、
種をつけた明日葉、もっといろいろ。

収穫してしまったもの、時期が終わったものは、
ホーリーバジル、らっかせい、さつまいも、らむずこーと、シソ、モロヘイヤ、くり、

そして、たくさんの豆と麦を蒔いた。
スナップえんどう、赤えんどう、ライ麦、ソラマメ、グリーンピース

全部全部、ものすごくおいしい。


今年あとは、
玉ねぎの定植と、あいているところに緑肥のれんげ草と、麦をまいたら終わり。
冬は、大根の収穫と、漬物。
いま盛りのゆずと夏ミカンは、マーマレードとオレンジピールを作った。

美しくて、おいしかった畑が、冬に移行して、
毎日、泣きたくなるほどの、夕焼けが
富士山と、海と、空と、トンビと、青とピンク。



今月は冬至になる。終わり、そして始まり。

循環して、またひとめぐり。
少しづつ、畑も私も同じ場所を巡りながら
来年の春の為に、種をまいた。
そして、一緒に、らせんを一つ上がれますように。

畑と草、本当にありがとう。

2010年10月9日土曜日

秋になって

秋の庭仕事をしていたら、
あっという間に、秋になってた。

庭の彼岸花。
赤い彼岸花に、黒いアゲハがとまった。
いま生きている世界じゃないみたい。


今日は雨。
雨が降る前に、
ミントや、レモンバーベナ、バーべイン、ラングワートの苗を植えた。

*  *  *
セロリの苗も。

庭の野菜を間引きながらかじる。

今日の雨で、きっと大きくなる。



晴れた日のダチュラ。黄色い服を着た小さな人が
たくさんダンスしているみたい。
下を通ると、香りが漂った。


桜の木の下の、サルビア。
その奥には、いろんな種類のレタス。
小さい頃、大好きだった、サルビアの花の甘い蜜。


今日は雨。
家の中で、かりん酒をつけた。




夏の間、暑すぎる太陽に、昼間は
作業できなくて、眠ってた。



いまは、一年のうちで本当に気候がよくて、
時間が取れるときには、ずっと畑にいたくなる。

大根、ルッコラ、春菊、コリアンダー、ビーツ、ブロッコリー
キャベツ、ニンジン、ケール、赤えんどう、インゲン、白菜。

みんな、いまここで育っている野菜。
玉ねぎと、ネギには、育苗して、来月植えてみる。


秋になって、日が沈むのが早くなった。
ススキと夕日がきれいな季節になった。





庭にいると、
庭に抱かれる。
大きくて、怖くて、思うようにいかなくて、
たくさんの物をくれる、庭。
私を養って、私の一部である庭。


人間も一緒。
なのに、人にするには、難しいこともある。
でも人と庭も一緒。
毎日、ここから、教えてもらっている。

私ができること。

美しい世界の中で、世話をすること。

そして、毎日、ここからギフトをもらっている。







夕日がきれいな季節。
一人に庭にいて、夕方を迎えたとき
急に世界が反転する時がある。
庭と私と空と。
生き物が感じる、光と湿度と風。
一人で、感じる、つながりと
一人立ち尽くすさびしさ。



この空は
すべての人の上に広がっている。









2010年9月12日日曜日

昨日、一昨日


有機農法の勉強を、静岡に習いに行っていて、
昨日は、その1年間の終了の日。
畑作業を終えてから静岡から湘南に戻った。

茅ヶ崎あたり、海の近くで
車の中から空の色がピンクに変わった。


あわてて車を止めて
歩道橋の上に登って、
振りかえり、

富士山を見た。


どこかの世界が
富士山にはあって

それは黄泉というか、なんというのか。

この世の、空間的な空と富士山が
いつも流れる時空を越えて

どこかのよその世界になる瞬間が
夕方、朝方
昼と夜の境目に
突然現れることがある。

私だけにじゃなくて、
そこに立ち会った、
それを見た
すべての人とともに。


そこは、登山する富士山ではなくて
そこは、毎日見上げている、昼の空、
夜の空ではなくて。

違う世界が、
一緒に空を見つめる横に並ぶ人々の目の前に
現実の
あの方向にある。

あの方向にある。


ナワールガーデンには
海と富士山がある。
ナワールガーデンには、ともにある人と
あの方向にであえる「とき」がある。
私や畑を世話する人にとっては、
「あの方向」が
現実として食べれるいのちに変わる。

あの方向の、あのいのちを
リアルに食べる。
いのちに触る。

富士山の空のなかに、
毎日溶け込める幸せは
愛以上の何ものか。

毎日、海の色とそこに泡立つ波は変わり、

毎日死んでは生まれる植物と
毎日入れ替わる、
訪れる人々との関係がある。



ウコンの花。
結晶化するいのちのきらめき。
その時に立ち会える幸せ。

わたしのいのちも。
ナワールガーデンに訪れて、いのちのせわをする
すべての人のいのちも。

この時に、この形で立ちあえる。

一昨日、見田宗介先生を囲む会が下北沢であって
そこで先生に会った。
先生を慕う、人々と一緒にお酒を飲んだ。

みんな花。
結晶化したいのち。

いつか、庭で一緒に
ナワールを食べよう。
一緒に海を眺めよう。


今日はこれから、キャベツを植えたり
ホウレンソウの種まきをしたりします。
プラクティカルに、
いのちの世話をする一日を。

今日の夕方には、
また富士山に出会えますように。

2010年9月8日水曜日

雨が降った

台風が来るかもと、
身構えていたら、
不思議な空の色。




やっと雨が降った。




ずっとずっと雨が降らなくて
緑のいのちが、よみがえった。


にらの花が咲いた。
葱の花も好き。でも、こんなに奇麗な花はないと思う。



トマトはこんな小さいのばかり。
でも、毎日たくさんとれる。



実は、熟してはじける。
ひとつのいのちを終えて、
種が飛ぶ。



それが一番、甘くておいしい。



植物は、わかってる。
愛されるということ。
共に生きるということ。



今日は新月。雨は止んだ。



台風が温帯低気圧になって

今日の夕暮れは
かみなりと
黒い江ノ島の上が真っ赤
そのすぐ上に黒い雲の幕。
見渡す海は
鉛のようで
長かった夏
今日は、封を閉じた。



庭の先に広がる海は
いつも変化して
怖いくらい、生きてる。


雷と、光を吸う、海。
海と庭の間に
たくさんの人が来る。


そして庭に、やっぱり、たくさんのいのち。





蝶のバリエーションを
毎日発見する





今日は本当に久しぶりに一人の時間。
椋の実をブランデーにつけた。


2010年9月3日金曜日

秋まき


ナワールガーデンでも、 残暑がまだ厳しいですが、
確実に日が短くなり、夕焼けが秋へと変化をしてきています。
庭にも秋の植物が増えてきました。
このところ、全然雨が降っていなくて、庭が
雨を待っています。

お盆を過ぎてから、やっと暑さがひと段落して、
今は秋の種まきシーズンになりました。
そばの播種
オープンデーから、いろんな人が畑を手伝いに来てくれるようなって、
私が来れる日は、
みんなと一緒に畑仕事をできるようになりました。
草を整理して、
桜の木の枝を落とし、
コンポストの土を作り、
種まき用の土づくり、
育苗の場所づくり、
毎日、ここに手伝いに来てくれる人と
いろんなことを話しながら
庭でとれたものをつかって
料理を作って食べて
本当に、land Danceを
一緒にできてよかった。
庭をいじった人は
いのちにいっぱいふれて、
一緒にいのちの世話をして
すぐ隣にある、植物をたべる。
お互いに庭を感じて
同じ一部になって
つながる。
畑をてつだってくれるadamが
ラムズクォートの葉をつかって、ローのグリーンスムージーを作ってくれた。
体にいいものがいっぱい。



育苗で種まきして、今育てているレタスとキャベツ。
あと、
ブロッコリー、アーティーチョーク、白菜、ケール
冬の野菜たち
直播が終わったのは、
じゃがいも、エシャロット、にんじん、大根、インゲン、
ルッコラ、ミズナ



今は、バターナッツというカボチャが収穫の時期。
オーブンで焼いて食べた。
ものすごくおいしいカボチャ。
今とれるのは、ナス、おくら、花オクラ、モロヘイヤ、ししとう、トマトとか。
胡瓜が終わって、今日は弦を整理しようかな。





ゴマの花が終わって、実がついた。
この実の中に、黒い実が詰まっていて、
かじったらゴマの味。
今年、初めて育てて、たった2枝しか育たなかった。
ゴマの葉っぱは、雑草と見分けがつきにくく、
育てるの難しかった。
来年はもっと頑張って育ててみよう。





エミリンコさんから、
今日は富士山綺麗だよと電話。
ピンクの富士山を見ながら、
梅酒で乾杯した。