身構えていたら、
不思議な空の色。
やっと雨が降った。
ずっとずっと雨が降らなくて
緑のいのちが、よみがえった。
にらの花が咲いた。
葱の花も好き。でも、こんなに奇麗な花はないと思う。
でも、毎日たくさんとれる。
実は、熟してはじける。
ひとつのいのちを終えて、
種が飛ぶ。
それが一番、甘くておいしい。
植物は、わかってる。
愛されるということ。
共に生きるということ。
今日は新月。雨は止んだ。
台風が温帯低気圧になって
今日の夕暮れは
かみなりと
黒い江ノ島の上が真っ赤
そのすぐ上に黒い雲の幕。
見渡す海は
鉛のようで
長かった夏
長かった夏
今日は、封を閉じた。
庭の先に広がる海は
いつも変化して
怖いくらい、生きてる。
雷と、光を吸う、海。
海と庭の間に
たくさんの人が来る。
そして庭に、やっぱり、たくさんのいのち。
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