椿の先の、海の奥には、半島と、大島。冬の海は夕方になると
金色に輝く。
冬野菜。はくさい、たかな、ブロッコリー。
このところ、全然雨が降らなくて、でも元気。
南向きのブロックの蓄熱が一番いい場所に、ソラマメを。
スナップエンドウや、紫はな豆、赤エンドウ。冬を越えて
春には豆の花が咲く空へ延びるアーチを
春を思いながら、連なる畝に豆を播いた。
紫キャベツ、からし菜、葉物の野菜。
そのままちぎって、食べてもすごくおいしい。
とてもいい香り。ここで咲く花の中で、きんもくせいの次に香りがする。
甘い蜜のような透明な、香り。
ふきのとうも芽を出し始めた。
いくつか摘んで、シンプルなふきのとうパスタに。香りが強くていつまでも
余韻が残ってた。これからはずっとふきとなつみかん。
冬の海は、静かで、午後になると光が変わる。
収穫の帰り、脇道にはもう春が来ていて
ふきのとうと、つばきのつぼみ、ゆきのしたも一緒に。
イチゴの花が咲いていた
。
西洋菜の花。そのまま花をかじる。あまくて、すこし辛みがあって、複雑でほんとうに深い味。
さっとゆでで、お醤油をかけて。
夏ミカンのサラダ。とってきた野菜で
今は、農閑期で、
お正月、本当にみんなで遊んで、
やっといま、今年の春から
どうするかみんなと、考えてる。
野菜を育てて、世話をして、みんなで一緒に食べて、
鳥を飼って、さかなをつって、田んぼでコメを作って
ハーブを育てて、薬を作って、
体を癒して、布を染め、火を焚き、海で遊び
森を歩いて、山菜を探して、探検に行く。そして
そして、この場所に繋がりながら、空を飛ぶ。
今年の計画を、まだ寒くて、静かな、海を見ながら考える。
みんなでシェアできるように。
このいのちの時間を。
そのための計画を。
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